福井駅は、来るか来ないか分からない新幹線の駅の工事で慌ただしいのですが、福井から大阪、名古屋へはそれぞれJRの特急、「サンダーバード」と「しらさぎ」が走っており、乗換なしで行ける。
東京へはというと、「しらさぎ」で米原まで行き、そこから「ひかり」に乗り換える。
運賃は「東京往復割引きっぷ」という企画乗車券があって、「しらさぎ」「ひかり」とも指定券が取れ、往復約2万5千円。グリーン車だと約3万円ほどだ。
飛行機で行こうとすれば、まず小松空港までバスで行き、そこからANAやJALに乗り継ぐことになるが、空港までの時間と手間、それに羽田から東京都内へのアクセスを考えると、列車の方が便利だし、ドアツードアでは時間もそれほど変わらない。
ただし、運賃はかなり差があって、小松-羽田間で片道2万円ほどはかかる。
列車に比べるとかなりの割高感だ。
ただ、列車でもデメリットもあって、米原での乗り換え時間は10分足らずしかない。
しかも、現在米原駅ではエスカレータの設置工事を行っていて、在来線のホームの階段はかなり狭くなっている。
そこに1本の特急に乗っている殆どの人がスーツケースを抱えてなだれ込んで来るわけで、乗換もかなりしんどい感じだ。
しかも「しらさぎ」はよく遅延するため、何度か列車で東京へ行く際にもかなりギリギリだったことがあった。これはお年寄りにはまず無理だと思う。
で、こちらに来るまで高速バスというものに乗ったことがなかったが、一度利用してみようということになった。
料金も往復13,000円~15,000ほど。
列車に比べても1万円以上安い。
本数は限られているし、時期によってはかなり早い段階で予約が埋まってしまうため、早めの予約が必須だが、これが思ったより快適だった。
座席は独立3列シート。
鯖江、武生、敦賀と乗車扱いをして北陸道を南下する。
車両はトイレも付いていて、夜行便ならリクライニングを倒して眠ってゆけるし、昼便なら途中パーキングエリアで休憩が3回あり、弁当も買える。
東京都内に入って、池尻インターを降りると流石に渋滞に捕まるが、まあ、出張などで時間的な余裕がない訳でなければ、これは許容範囲だ。
福井では京福バスターミナルという発着場から出発する。
朝7:30出発なので、ちょっと早起き程度で充分だ。寝不足ならバスの中で寝ればいい。
それに、東名高速の眺めはとてもいい。新幹線ではあっという間に過ぎ去ってしまう浜名湖の風景や富士山、木曽川の流れなど、「ああ、太平洋側に来たんだな」ということを思わせながら少しずつ東京に近づいてくる。
周りを走る車に関東のナンバーが増え、懐かしさを覚える。
唯一、タバコが吸えないのが難点といえば難点だが、これくらいは我慢しよう。
パーキングエリアに着けば吸えるのだし。
それに高速バスはなんと言っても乗換の煩わしさがないし、ゆったりとしていられる。3列シートだから隣の人に気遣うことも少なくて済む。
ということで、仕事以外で東京に一人で行く時はいつもバスを利用している。
福井→東京行きのバスは、ここから出ている。
ちなみに、大阪、名古屋行きも同じところから出ていて、やはり運賃はJRより安く、約半額ほどだ。
う~ん、高速バスって意外といいかも、と思っている今日この頃だった。




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